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ワイヤーだけじゃない! いろいろな種類の矯正装置

こんにちは。奈良市の歯医者【富雄すずき歯科】です。

矯正治療というと、ワイヤーを使った矯正装置が歯についているというイメージを持たれる方が多いかと思います。

実際、ワイヤー矯正は一般的に広く普及している上に幅広い症例に対応していることから、よく治療に選ばれている方法です。

ただ、矯正治療に使われる装置にはほかにも種類があり、症状やライフスタイルなどによって適したものは異なります。


ワイヤー矯正

一般的に「ワイヤー矯正」と呼ばれているのは、歯の表面にブラケットという小さな装置を付け、そこにワイヤーを通して力を加えて歯を動かす矯正方法です。

銀色のブラケットと銀色のワイヤーが標準的な装置です。改良が進んで以前よりも小型になって目立ちにくくなっています。

もっと目立ちにくくしたいという方のために、透明なブラケットや白いブラケットもあります。

また、矯正装置自体を歯の裏側(舌側)に装着する「リンガルブラケット」という方法もあります。
目立ちやすい上の歯だけ舌側に装着して、下の歯は表側に装着することを「ハーフリンガル」といいます。


マウスピース型矯正装置

最近注目度が高いのが、透明なマウスピース型の矯正装置を使った矯正治療です。

装置が透明で薄いプラスチックで作られていて、装着していることがわからないほど見た目に影響が出ません。

また、ワイヤー矯正は一度装着すると簡単には外せませんが、マウスピース型矯正装置は自由に取り外すことができます。
食事や歯磨きのときは外せるので、違和感がありません。

ですが、基本的には1日20時間以上の装着が望ましい装置なので、外す時間が長いと理想的な結果が得られないことがあります。そのため、自己管理が必要ともいえる装置です。

※マウスピース型矯正装置の多くは薬機法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。


そのほかの矯正方法

ワイヤー矯正やマウスピース型矯正装置のほかにも、固定源のインプラントを埋め込む矯正方法や、外科手術によって歯を動かす方法もあります。

ご自身がどの矯正治療が適しているかお悩みの際には、奈良市の富雄駅から徒歩8分の【富雄すずき歯科】までご相談ください。

丁寧なカウンセリングと精密な検査で、理想の歯並びに導く適切な治療方法をご提案いたします。

矯正治療はほかの治療よりも期間が長くなりがちなので、治療を終えるまでしっかりとサポートさせていただきます。